【ツクウィズ感想】歴史を感じる奥深い世界観が魅力『はぐれ妖精グリメロ』レビュー【Switch】

2025年6月10日火曜日

【ツクウィズ感想】RPG MAKER WITH

RPGMAKERWITH、はぐれ妖精グリメロ、感想、レビュー。
RPG MAKER WITH(RPGメーカーウィズ)投稿作品
『はぐれ妖精グリメロ』の感想・レビューとなります。
  • 作品名:はぐれ妖精グリメロ
  • 総プレイ時間:約9時間
  • クリアまでの時間:同じくらい
  • 遊んだ機種:Nintendo Switch

開拓編と解決編の2部構成になっている。

昔のRPGをリスペクトした高難易度に目が行きがちですが、歴史を感じる奥深い世界観こそ本作の魅力と言っても良いでしょう。見た目も操作も変わらぬまま前半と後半で遊び方が変わるのもまた特徴です。
ママ

ひとつぶで2度おいしいっ!

だから楽しい!

パパ
では前半と後半の楽しさを解説していきます。

前半の楽しさは世界を冒険する開拓編。

■主人公の境遇がプレイヤーとリンクする。

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人里離れ、他者と干渉せず、世の中の様々な動きや変化に捉われない。
主人公のグリメロ君は、そんな「はぐれの里」に住む妖精です。その為「世間知らず」「引きこもり」とも表現できるのですが、この環境こそがプレイヤーにとって大事な要素となります。

プレイヤーはこの世界の事を何も知りませんよね?

主人公のグリメロ君も全く何も知らないのです。プレイヤーと同じです。

プレイヤーはグリメロ君として世界を冒険しながら、このゲームの世界設定を知っていくのです。

この仕組みが面白さの秘訣です!

パパ

プレイヤーと主人公を同じ境遇にすることで、プレイヤーはグリメロくんに感情移入しながら、本当に世界を旅している気分になれます。新しい土地に行く度に「ここには何があるのだろう」と、ワクワクドキドキしてしまいます。
ママ

世界旅行たのしいね!

■探求心くすぐる世界構成と、生活感のある仲間たち。

RPGMAKERWITH、はぐれ妖精グリメロ、感想、レビュー。
ピラミッド、大樹の森、かつての大国・・・などなど。
そこに歴史アリ!と言わんばかりの設定が盛りだくさん。このゲームを制作される時、歴史から作ったのではないか?と思うくらい息遣いを感じられます。だからこそ前半の開拓が楽しいのです。世界遺産を見て回っている気分になりますね。

それだけ深く設定されていると登場人物にも文化を感じます。
物語の都合上作られた訳ではなく、はじめから存在していたかのように。
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仲間たちは、この世界にしっかりと根付いています。歴史があり、文化があり、性格があります。
ですから、目的の為であれば主人公との別れを選ぶこともあります。さみしいけど応援の気持ちもいっぱいです。新天地でもがんばってね!!

プレイヤーとしては戦力が減るなぁ…思ってしまうのも

パパ

後半は遊び方がガラリと変わる解決編!

■前半で身に着けた知識をフル活用していく。

主要人物との出会いも終えて、
前半のメインの楽しさである冒険もほぼ終わった頃。
世界の各地でさまざま問題が起き始めます。時には仲間が困っている事態も。後半は仲間との絆を深めながら社会問題などの課題を解決、糸口を見つけていく展開になります

前半と後半で遊び方がどう変わるのか。
かんたんに説明しますと…。
  • 前半の遊び方。
    • プレイヤーの意思で自由に世界を冒険することが出来る。
    • (ある程度の攻略順序はあるが、自由度が高い)
    • セリフなど会話シーンは少なめ。
    • イベントシーンなども少なめ。
  • 後半の遊び方。
    • 会話シーンが増え、イベントシーンも増える。
    • イベント発生 ⇒ 解決 ⇒ イベント発生…と繰り返していく。
特定の人物に話しかけたり、アイテムを探したり、町から町へ移動などがメインとなり、会話やイベントシーンが増えます。前半がプレイヤー主動だったのに対し、後半はゲームの世界が主動となりプレイヤーを振り回す展開になるのです。

「おつかい」的な展開も増えるのですが、不思議と「やらされている」感じがしません。これは前半の遊び方でプレイヤーが自主的に知識と経験を蓄えたことによる物だからでしょう。問題に対して当事者意識が芽生え、イベント(問題)を解決することに使命感を感じるのです

その中には、主人公についての話も当然あります。
物語の加速とともに、プレイヤーの意識も更に集中力を増します。
ママ

これが後半の遊び方であり、楽しさになります。

遊び方が途中で変わるゲームってあるの?

  • ドラゴンクエスト2
    • 前半:仲間集め。
    • 中盤:世界探検、アイテム探し。
    • 後半:高難易度挑戦。(意図した難易度ではないらしいです)
その他にもオムニバス形式を採用した「ドラゴンクエスト4」「星のカービィ スーパーデラックス」。前半がアクションゲーム、後半が探索ゲームの「悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印」などなど。遊び方が変わるゲームは珍しくありません。

私の例えが古いのは問題ですが…。

パパ

まとめ。

意識していないと遊び方が変わったことに気付かないかもしれません。しかし、意識していなくとも、先で述べたような「世界を旅するワクワク感」「当事者意識から来る使命感」などはしっかりと味わえます。気が付いたら夢中になっているのですよね。

グリメロ君と一緒に、歴史あるこの世界を冒険してみませんか?
RPGMAKERWITH。RPGメーカーウィズ。RPGツクールウィズ。

英語学習ブログですのでちょっとだけ英語も勉強しましょう!

GRIMERO,
a fairy who lives in a stray village
(はぐれ妖精グリメロ)

タイトルを英語にしてみましたが如何でしょう。
ストレートに英語にすると『Stray Fairy Grimero』となります。
  • stray(ストレイ)
    • はぐれものを指します。
    • (野良猫をストレイキャットと呼ぶのを聞いたことありませんか)
  • outsider(アウトサイダー)
    • いっぴきオオカミのような存在を指します。
グリメロ君は「いっぴきオオカミ」と言う訳ではないので「stray」の方がしっくりきますね。
ママ

このゲームの作者さんはね!ニンテンドー3DS「RPGツクールフェス」でたくさんのゲームを作ってたんだよ!どれもおんもろかった!!

ママも作ってたよNE?

パパ
ママ

わたしのはミヒツだっ!

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